ハマナス

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　「ハマナス」は北海道から太平洋側は茨城県以北，日本絵画では鳥取県以北に分布するバラ目バラ科バラ属の落葉低木です。主に海岸の砂地に自生し，樹高１ｍから１．５ｍくらいになります。
　幹は叢生し，よく枝分かれします。葉は奇数羽状複葉で互生し，小葉は楕円形または長楕円形をしています。花期は５月から８月で，枝先に１個から３個の紅紫色の５弁の花を咲かせます。名前の由来は浜に生え，果実が梨に似ていることから「ハマナシ」と呼ばれ，それが訛って「ハマナス」になりました。