キキョウソウ
「キキョウソウ」は東北地方南部から九州にかけて分布するキク目キキョウ科キキョウソウ属の一年草です。北アメリカ原産の帰化植物であり,1931年に帰化が確認されました。人家周辺の道端や荒れ地などに生育し,草丈は20cmから60cm程度になります。
茎は直立し,葉は心形で茎葉は茎を抱きます。花期は4月から5月頃は閉鎖花をつけますが,6月になると紫色の通常5弁の花を咲かせます。花がキキョウに似ていることが名前の由来になっていますが,葉が茎を抱くように離れてつくので「ダンダンギキョウ」の別名があります。