「コメツガ」は本州から九州の亜高山帯から山岳地帯に分布するマツ目マツ科ツガ属の常緑針葉樹です。日本固有種であり,標高の高いところに点々と生育し,樹高は20mから30m程度になります。 樹皮は灰褐色で亀甲状に剥がれます。葉は線形で小さく,モミに似ています。花期は6月頃で,雌雄同株であり,雄花と雌花は小枝の先につけます。球果は広卵形で横向きにつきます。