「ナツメ」は中国から西アジア原産のバラ目クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木です。日本には平安時代頃に渡来したといわれ,実が菓子材料として食用したり,生薬として用いられたりするため,各地で植栽されています。 樹高は10mから15m程度になり,葉は卵形で光沢があり互生します。花期は5月から7月で,葉腋に淡黄色の小さな花を咲かせます。花後には楕円形の実をつけますが,成熟するにつれて赤色になります。名前は夏になって芽を出すことが由来になっています。
葉は光沢があり,卵形で互生します。