「メグサハッカ」はヨーロッパ原産のシソ目シソ科ハッカ属の多年草です。日本にはハーブとして導入されましたが,逸出し,1937年に大阪府で帰化が確認されました。 茎は地下茎から直立してよく分枝し,草丈は30cmから60cm程度になります。葉は卵形で縁は浅い鋸歯があり,対生します。花期は7月から9月で,茎の上部に葉と同形の苞葉をつけその腋に淡紅色の花を球形に密につけます。本種はミント特有の香りがあり,「ペローロイヤル・ミント」の名前で栽培されることもあります。