「パラグアイオニバス」はパラグアイや北部アルゼンチンなどに生育するスイレン目スイレン科オオオニバス属の一年草です。日本での自生はなく,植物園などで観賞用として栽培されています。 葉は大きく円形で,縁が立ち上がりタライのような形をしています。花期は8月から9月で夕方から朝にかけて白い大きな花を咲かせ,次の日にはピンク色に変化します。本種は「オオオニバス」に似ていますが,オオオニバスの葉の縁は低く,葉の裏は赤茶色になるのに対し,本種は葉の縁が高く,葉の裏は淡緑色になります。