マツバギク

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 「マツバギク」はナデシコ目ハマミズナ科ランプラントゥス属の低木または多年草です。南アフリカ原産で,日本には明治の初めに渡来し,観賞用やグランドカバーとして各地で植栽されています。「マツバギク」という名前はランプランサス属とデロスペルマ属の総称ですが,写真のものはデロスペルマ属の植物です。
 茎は木質化して匍匐し,よく分枝して大きな群落を作ります。葉は多肉質で,断面が三角の棒状になります。花期は6月から10月で,紫色の光沢のある細い花弁をたくさん付けた花を咲かせます。花は朝に開花して夕方には閉じます。