「シナダレスズメガヤ」は北海道から沖縄にかけて分布するイネ目イネ科スズメガヤ属の多年草です。南アフリカ原産であり,日本には1959年に北アメリカから導入され,法面の緑化用や砂防工事に利用されました。 現在では牧草地や荒地,道端や河川敷などに生育し,草丈は60cmから120cm程度になります。花期は6月から10月で,花序は先が傾き,枝は横に広がります。小穂は淡緑色でやや黒紫色を帯び,7個から11個程度の小花からなります。