「オニハマダイコン」は北海道から本州中部にかけて分布するアブラナ目アブラナ科オニハマダイコン属の一年草または越年草です。ヨーロッパから北アメリカ原産の帰化植物であり,日本では1982年に新潟県で帰化が確認されました。海岸の砂地に生育し,草丈は20cmから50cm程度になります。
全体に多肉質で,茎は基部でよく分枝します。葉は長楕円形から倒卵形で全縁または波状の鋸歯があり,互生します。花期は6月から8月で,茎の先に花序をつけ,白い4弁の花を咲かせますが,4枚すべてがそろったものはあまり見られません。
葉は厚みがあり,緩やかな鋸歯が見られます。