「オオアレチノギク」は本州から九州にかけて分布するキク目キク科イズハハコ属の越年草です。南アメリカ原産の帰化植物であり,日本には大正時代に渡来し,1920年に東京都で帰化が確認されました。 本種は秋に芽生え,ロゼットで越冬した後,生長を始めます。茎は直立して軟毛が密生し,草丈1mから2m程度になります。茎葉は細長い披心形で,両面に短毛が生えます。花期は7月から10月で,茎の上部に徳利型の頭状花をを多数咲かせます。