「カラスウリ」は本州から九州にかけて分布するウリ目ウリ科カラスウリ属のつる性多年草です。雑木林や竹藪,垣根などに絡み付くように成長し,草丈は2mから5m程度になります。 地下には塊根があり,春になると塊根や種子から発芽します。葉は心形で浅く3裂するものもあります。花期は7月から9月で,日没後に白い5弁の花を咲かせますが,花弁の先から白い糸状のものが伸びて独特の形になります。写真のものは午前9時頃に撮ったため,糸状ものが萎れています。