ラムズイヤー

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 「ラムズイヤー」はシソ目シソ科イヌゴマ属の多年草です。トルコからイランにかけて分布し,日本には大正時代初期に渡来しました。香りが良いのでハーブとして利用されています。
 ロゼット状の株から茎を直立させ,草丈は30cmから80cmになります。葉や茎には白い毛に覆われ,全体が白っぽく見えます。花期は5月から7月で,茎の先に総状花序をつけ,薄紫色の花を多数咲かせます。

 葉は柔らかな手触りで,羊の耳を連想させるところから,「羊の耳(ラムズイヤー)」の名前が付けられました。