ルー

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 「ルー」は南ヨーロッパ原産のムクロジ目ミカン科ヘンルーダ属の常緑の多年草です。日本には江戸時代に渡来したといわれ,薬用や食用として利用されてきましたが,有毒成分が含まれていることが分かり,現在では観賞用として植栽されています。
 草丈は50cmから1m程度になり,葉は細かく分かれ,独特の形をしています。花期は6月から7月で,枝先の葉腋から集散花序をつけ,黄色い5弁の花を咲かせます。本種は「ヘンルーダ」,「ウンコウ」ともよばれます。