「コモンセージ」はヨーロッパ地中海沿岸原産のシソ目シソ科アキギリ属の常緑多年草です。日本への渡来時期は不明ですが,昔から薬草として知られ,香辛料としても使われるため,各地で植栽されています。 茎は直立し,草丈は30cmから70cm程度になります。葉は被針形から楕円形で,厚みがあり,表面には細かい網目状のしわがあります。花期は5月から7月で,茎の先に総状花序をつけ,青紫色の唇形花を多数咲かせます。 本種は「ヤクヨウサルビア」とも呼ばれます。