マーシュマロウ

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 「マーシュマロウ」はヨーロッパ中南部原産のアオイ目アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。日本への渡来時期は不明ですが,観賞用や,ハーブとして植栽されています。
 茎は直立し,草丈は1mから2m程度になります。葉は卵形から心形で掌状に浅く裂け,互生します。花期は7月から8月で,葉腋から白色から紅色の5弁の花を咲かせます。
 本種は「ビロードアオイ」,「ウスベニタチアオイ」の和名があり,お菓子のマシュマロは本種の粘着質のある液をもとに作られ,植物の名前がそのままお菓子の名前になりました。