ドクウツギ

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 「ドクウツギ」は北海道から本州の近畿地方にかけて分布するウリ目ドクツギ科ドクウツギ属の落葉低木です。山の斜面や川岸,道端などの日当たりの良い場所に生育し,樹高は1mから3m程度になります。
 幹は直立し,数年で枯れますが,新たな幹が株元から生えます。葉は一本の枝に対になり30枚以上つきます。花期は4月から5月で,花後には実ができますが熟すと黒紫色になります。本種は有毒植物で,「日本三大有毒植物」の1つになっています。
 写真は熟す前の実です。