イヌツゲ

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 「イヌツゲ」は北海道から九州にかけて分布するモチノキ目モチノキ科モチノキ属の常緑小高木です。山地に自生するほか,観賞用や生垣として各地で植栽され,樹高は2mから3m程度ですが,ときには10mを超えるものもあります。
 樹皮は灰白色で滑らかで,よく分枝します。葉は小さな楕円形で厚みがあり,縁には丸い鋸歯があり,互生します。花期は6月から7月で,葉腋から白い小さな花を咲かせます。