グンナイフウロ

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　「グンナイフウロ」は北海道から近畿地方にかけて分布するフウロソウ目フウロソウ科フウロソウ属の多年草です。低山から高山の開けた草地などに生育し，草丈は３０ｃｍから５０ｃｍ程度になります。
　葉は５から７深裂し，裂片はさらに３浅裂します。また下部の葉は互生しますが，上部の葉は対生します。花期は６月から８月で，茎の先端に集散花序をつけ，淡紫色の５弁花を数個下向きに咲かせますが，花弁は反り返り，雌しべが長く突き出ています。
　名前は山梨県の郡内地方（今の桂川流域）で確認されたことが，由来になっています。