「ケムリノキ」は中国やヒマラヤ,ヨーロッパ原産のムクロジ目ウルシ科ハグマノキ属の落葉低木です。日本への渡来時期は1870年頃とされ,樹高は3mから5m程度になります。 葉は倒卵形から卵形で縁は全縁で互生します。花期は5月から6月で,枝先に円錐花序をつけ,黄色の小さな花を多数咲かせます。花後には花柄が伸びて花序全体を覆います。名前は花序全体がけむりに覆われているように見えるところから名付けられました。