「ハリグワ」は中国から朝鮮半島原産のバラ目クワ科ハリグワ属の落葉小高木です。日本への渡来時期は明治時代で,蚕の餌として各地で植栽されました。 幹や枝には鋭い刺があり,樹高は3mから8m程度になります。葉は楕円形で互生します。花期は6月で葉腋から球形の花序をつけ黄色の花を多数咲かせます。本種は雌雄異株ですが日本で見られるのはほとんどが雌木です。