ネバリノギク

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 「ネバリノギク」は北アメリカ原産のキク目キク科シオン属の多年草です。日本への渡来時期は大正時代で観賞用として導入され,現在では北海道から九州にかけて散発的に定着しています。
 茎は直立し,草丈は30cmから120cmになり,上部で分枝します。葉は披針形で葉柄はなく,全縁です。花期は7月から10月で,茎の上部で分枝した先に頭花を咲かせます。花の色は青紫や紅紫,白色など様々です。

 茎や葉には白い毛の他に腺毛があり,触ると粘ることが名前の由来になっています。