シロバナハマナス
「シロバナハマナス」は「ハマナス」の白花種です。
「ハマナス」は北海道から太平洋側は茨城県以北,日本絵画では鳥取県以北に分布するバラ目バラ科バラ属の落葉低木です。主に海岸の砂地に自生し,樹高1mから1.5mくらいになります。
葉は奇数羽状複葉で,小葉は楕円形または卵状楕円形で先端は丸く,縁には鋸歯があります。花期は5月から8月で枝先に紅色(白色)の5弁の花を咲かせ,8月から10月頃に赤い実をつけます。名前の由来は浜に生え,果実が梨に似ていることから「ハマナシ」と呼ばれ,それが訛って「ハマナス」になりました。