ボントクタデ

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　「ボントクタデ」は本州から沖縄にかけて分布するナデシコ目タデ科イヌタデ属の一年草です。水田やため池の周囲などの湿った場所に生え，草丈１ｍ近くになることもあります。花期は９月から１０月で，垂れ下がった長い花序に小さな花を咲かせます。
　薬味や香辛料として利用される「ヤナギタデ」に似ていますが，葉には辛みがなく役に立たないところから「ボントクダデ」と名付けられたそうです。ちなみに「ボンドク」とは「愚かな」といった意味です。