「トクサ」は北海道から本州中部にかけて分布するシダ類トクサ目トクサ科トクサ属の常緑多年生植物です。山地の林の下や渓流沿いなどの湿地に群生し,地下茎から茎を直立させ,草丈は1mくらいになることもあります。 茎に多量の珪酸(けいさん)を含むので硬くざらついており,物を磨くのに使用されます。 名前の由来は,細工物などを砥ぐときに使うので,「研ぐ草」が転訛してトクサと名付けられたそうです。