キハマスゲ

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 「キハマスゲ」は東北地方から九州にかけて分布するイネ目カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草です。本種はヨーロッパから北アフリカ原産の帰化植物であり,日本では1980年頃に栃木県で確認されました。  本種はハマスゲに似ていますが,ハマスゲより草丈が高く30cmから150cm位になります。小穂は黄褐色で15から30個の鱗片が並びます。地中海沿岸や西アフリカなどでは塊茎を食用にするため栽培されているため,「ショクヨウガヤツリ」とも呼ばれます。