「ヤナギハナガサ」は北海道から九州にかけて分布するシソ目クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草です。南アメリカ原産の帰化植物であり,日本には園芸植物として導入され,第二次世界対戦後に東海地方で帰化が確認されました。 草丈は90cmから150cmくらいになり,株立ちします。茎には剛毛があり断面は四角形になります。葉は対生し広線形で縁には鋸歯があります。花期は6月から10月で,茎の先に花序を出して紫色の筒状の花を密につけます。