ダンドボロギク

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 「ダンドボロギク」は本州から沖縄にかけて分布するキク目キク科タケダグサ属の一年草です。北アメリカ原産の帰化植物であり,日本では1933年に愛知県の段戸山で帰化が確認され,発見した山が名前の由来になっています。
 林縁や道端,公園などで見ることができ,草丈は50cmから150cmくらいになります。葉は線形または線状披針形で不揃いな鋸歯があり,ときには羽状に裂けます。花期は9月から10月で,茎の上部に円錐花序を出し,細い筒状の花を咲かせます。