「イヤリトリカブト」は本州中部の日本海側に分布するキンポウゲ目キンポウゲ科トリカブト属の多年草です。多雪地帯の山地の林縁や湿地,池沼に生育し,草丈100cmから130cmになります。 茎はよく分枝しつる状に伸びます。葉は深く3裂し,縁は互生します。花期は8月から9月で,花冠は兜状で青紫色をしています。1983年に長野県大町市の居谷里湿原で発見されたことが名前の由来になっています。
葉は3深裂し,側裂片はさらに深裂します。