ヌルデ

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 「ヌルデ」は北海道から沖縄にかけて分布するムクロジ目ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木です。平地から低山地の林縁で普通に見ることができ,樹高は5mから6mになりますが10m以上の高木になることもあります。
 葉は9枚から13枚の小葉からなる奇数羽状複葉で葉軸には翼があります。小葉は長楕円形で鋸歯があります。花期は8月から9月で,白色の小さな花を円錐状に多数つけます。かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことが名前の由来になっています。