トチカガミ

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 「トチカガミ」は本州から沖縄にかけて分布するオモダカ目トチカガミ科トチカガミ属の多年草です。東アジア原産で日本には有史以前に渡来したと言われており,現在では池や沼,河川などに生育しますが,現在環境省のレッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。
 水温が高くなると匍匐茎を伸ばし,節から根や葉を出します。葉は円形のハート型で長い葉柄があります。花期は8月から10月で,茎の節から白い3弁の花を咲かせます。