「シロクジャク」はキク目キク科シオン属の多年草です。北アメリ原産の帰化植物であり,日本には1960年頃に観賞用として移入され,現在では花壇や鉢花などに利用されています。
茎は株立ちになり,よく分枝して,草丈は60cmから150cm程度になります。葉は披針形から倒披針形で互生します。花期は8月から10月で,枝先にたくさんの頭花をつけます。舌状花は白色の他に淡紅色や青色などがありますが,白色のものを「シロクジャク」と呼び,他のものを「クジャクソウ」と呼びます。
筒状花は黄色ですが,写真のものは花の時期を過ぎたため変色しています。
「クジャクソウ」は「クジャクアスター」,「シュッコンアスター」などとも呼ばれます。
葉は披針形から倒披針形をしています。