イヌサフラン

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 「イヌサフラン」はユリ目イヌサフラン科イヌサフラン属の球根性多年草です。ヨーロッパ中南部から北アフリカ原産であり,日本には明治時代に移入されました。
 春になると地下の球根から広線形の葉を3から5枚出します。その後秋になると葉が枯れてしまいます。花期は9月から10月で,葉が枯れた後に花茎を伸ばし,淡紅紫色のサフランに似た花を咲かせます。本種は有毒であり,葉や球根を誤植すると重症の場合,死亡することもあります。
 写真のものはイヌサフランを園芸用に品種改良したもので,「コルチカム」と呼ばれます。