アキザキシクラメン
「アキザキシクラメン」はツツジ目サクラソウ科シクラメン属の多年草です。ヨーロッパの地中海沿岸の原産で,シクラメンの原種の一つとされています。日本への渡来時期は不明ですが,各地で観賞用として各地で栽培されています。
草丈は10cmから15cm程度で,9月から11月になると,地中から花茎を伸ばし,淡いピンク色の花を咲かせます。花が咲き終わる頃に葉を伸ばしますが,葉は三角形から心臓形をしており,長い柄があります。
本種は一般に「シクラメン・ヘデリフォリウム」と呼ばれ,「アキザキシクラメン」は流通名です。