ユキミバナ

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　「ユキミバナ」は本州の滋賀県北部から福井県の若狭地方に分布するシソ目キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。山地の林内や林縁に生育し，草丈は１０ｃｍから２０ｃｍ程度になります。
　茎は匍匐し，疎らに分枝し，節から根を出して広がります。葉は常緑で，広卵形で縁には鋸歯があり，対生します。花期は９月から１１月で，上部の養液から淡紫色の筒状花を咲かせます。本種は「スズムシバナ」の茎が匍匐する変種とされていましたが，近年新種として登録されました。