「カワラノギク」は関東地方とその周辺に分布するキク目キク科シオン属の二年草です。河川中流域の時々冠水するような砂礫地などに生育しますが,そのような環境がなくなりつつあるため,環境省のレッドリスト絶滅危惧U類(VU)に指定されています。 茎は叢生し,草丈は50cm程度になります。葉は線形で葉柄はなく,互生します。花期は9月から11月で,白色から薄紫色の花を咲かせます。