「ウナギツカミ」は北海道から九州にかけて分布するナデシコ目タデ科イヌタデ属の一年草です。水辺や湿地などに生育し,草丈は1m程度になります。
茎はつる性で下部は地を這い,上部は斜上します。また茎は4稜があり,下向きの刺毛があります。葉は卵状披針形から長披針形で互生します。花期は5月から10月で,茎先と葉腋から球状に数個の花を咲かせます。
以前は,畑地に生え春から初夏に花を咲かせるものを「ウナギツカミ」,湿地に生え秋に花を咲かせるものを「アキノウナギツカミ」と呼んでいましたが,現在では同一のものとされています。
茎には細かい刺毛があります。