「ユズ」は東北地方南部から沖縄にかけて栽培されるムクロジ目ミカン科ミカン属の常緑小低木です。中国原産であり,日本では奈良時代には栽培が始まりました。 葉は長卵形で先は尖り,中央の葉脈ははっきりしています。花期は5月で白い5弁の花を咲かせ,その後実を付けます。果実は比較的大きく表面はでこぼこしてします。果実が小さい「ハナユ」(ハナユズ,一切ユズ)に対して,「ホンユズ」とも呼ばれます。柑橘類の中では耐寒性があります。