クロッカス

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 「クロッカス」はキジカクシ目アヤメ科サフラン属の球根植物です。地中海沿岸から小アジアが原産であり,日本には明治時代初期に観賞用として移入され,現在では各地で植栽されています。
 草丈は5cmから10cm程度で,葉は根生葉で細長く,花の終わった後によく伸びます。花期は2月から4月で,地表近くに紫や青,黄色や白などの6弁の花を咲かせます。本種は晩秋に咲く「サフラン」に対し,春に咲くので「ハルサフラン」,「ハナサフラン」などとも呼ばれます。