遺教経(いききょう)へ参(まい)ろより
釜(かま)の下(した)へ参(まい)れ

 「遺教経」とは,正しくは「ゆいきょうぎょう」と読み,釈迦が臨終にあたって,最後の教えを示した経です。
 説教を聞きに行って寒い思いをするより,釜の前で火に当たっているほうがよいという意味です。