負け惜しみが強く,自分の誤りに屁理屈をつけて言い逃れることを表わします。 晋の孫楚は隠遁するにあたって,王済に今後の生活について,「流れに漱ぎ,石に枕す」と言うべきところを,うっかり「石に嗽ぎ,流れに枕す」と言ってしまった。王済がすぐにその誤りを指摘すると,孫楚は「石で嗽ぐのは歯を磨くためであり,水の流れを枕にするのは耳を洗うためだ。」と言ったという故事から生まれた言葉です。