独活(うど)の大木(たいぼく)

 体ばかり大きくてものの役に立たない人や,丈夫そうに見えて病気がちな人をたとえて言う言葉です。

 ウドは生長すると茎が2メートルほどになるが,若芽のときのように食用にもならず,柔らかいため用材にもならないことから言われた言葉です。
 別の説として,「うど」は空洞(くうどう)のことで,空洞のある大木は柱にならないことからできた言葉とも云われています。