溺(おぼ)るるに及(およ)んで船(ふね)を呼(よ)ぶ

 溺れてから船を呼んでも間に合わないという意味です。物事をするのに時機を逸することを表わしています。

  「戦を見て矢をはぐ」
  「飢えに臨みて苗を植うる」
  なども同義です。