「醯鶏」とは小さな虫の名前です。 甕の中の小虫が,狭い甕の中だけを天地のすべてであると考え,外界を知らないことを表わします。また世間を知らないことをたとえた言葉です。 孔子が老子に会った後,自分の視野の狭さを反省して,弟子の顔回に,「自分は醯鶏のようだ。」と語ったという故事から生まれた言葉です。