原憲(げんけん)が枢(とぼそ)には雨(あめ)湿(うるお)う

 「原憲」は中国春秋時代の儒学者で,粗末なあばら家に住んでいたとされます。「枢」は扉のことです。
 原憲の家は雨漏りがするという意味で,原憲の清貧ぶりを表わした言葉です。