合抱(ごうほう)の木(き)も毫末(ごうまつ)に生(しょう)ず

 「合抱」とは両手を広げて抱えるほどの大きさを表わし,「毫末」は毛の先ほどの極めて小さいものを表わします。
 ひとかかえもある大木も,初めは毛の先ほどの小さい芽生えから大きくなったものだという意味です。どんなに強大なものも,はじめは弱く小さいということを表わしています。