爝火(しゃっか)微(び)なりと雖(いえど)も
卒(つい)に能(よ)く野(の)を焼(や)く

 「爝火」とはかがり火のことです。
 小さな火も,それがもとになって遂には広い野原を焼くことがあるという意味です。小事に油断していると大事を引き起こすことがあるので注意が肝要であることを表わしています。