善言(ぜんげん)は布帛(ふはく)よりも暖(あたた)かなり

 「布帛」とは木綿と絹のことで織物を指しています。
 よい言葉は衣服を身につけるよりも暖かいという意味です。よい言葉は織物で包むよりも人の心をたためるもので,言葉にはそれだけの大きな力があることを表わしています。