清白(せいはく)を子孫(しそん)に残(のこ)す

 「清白」とは心が清く正しいことです。
 清廉潔白の遺風を子孫に伝えるという意味です。

 後漢の楊震は官職についても清廉であり,子どもたちは粗末なくらしをしていた。それを人が諫めると,震は「清白な役人の子孫であると呼ばれることが,彼らへの遺産である。」と答えたという故事から生まれた言葉です。