倉廩(そうりん)みちて礼節(れいせつ)を知(し)る

 「倉廩」とは米や穀物を蓄えておく米蔵のことです。
 人間は経済的に豊かになって,初めて礼儀や節操を重んじる余裕が生じるという意味です。生活に追われていたのでは礼節を知ることができないことを表わしています。

  「衣食足りて礼節を知る」も同義です。