池中(ちちゅう)の物(もの)に非(あら)ず

 竜が池の底に潜んでいても,いつかは雨雲を呼んで天に昇るように,いつまでも低い地位に甘んじている者ではないことを表しています。また,大人物になる器の人のことも表しています。

 これは中国の三国時代に,呉の周瑜が蜀の劉備を評した言葉とされています。